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Vol.9 伝える力

こんにちは。首里石鹸の翁長(おなが)です。

首里石鹸のラジオ番組「はじめまして、首里石鹸(FM沖縄にて毎週土曜日の朝9:30~9:55まで放送中)」に出演したスタッフに、その後の状況を色々聞いてみる座談会「またやーたい、首里石鹸」。

第九弾となる今回は、国際通り松尾ギャラリーショップの太田(おおた)さんをお招きしました。

それでは、2人でゆっくりと語らい合う場、「またやーたい、首里石鹸」のはじまり、はじまり~♪

翁長:
今回は、アドバイザー2年目の太田さんです!

太田:
よろしくお願いします!

翁長:
太田さんがラジオに出演してくれたのは去年の10月、番組が始まってすぐでしたよね。

太田:
はい。まだ社会人1年目だったのですごく緊張しました。人がたくさんいる中でおしゃべりするのも初めての経験だったし。

翁長:
だよね〜。わたしも番組が始まったばっかりで、わからないことだらけだったし。太田さんの出演回、なにか反応はありましたか?

太田:
はい。あるお客さまが「いまラジオ聴ききました!」って、その足でご来店くださって。

翁長:
すごーい!リアルタイムの反応、うれしいですね!

太田:
ラジオがきっかけでお客さまとコミュニケーションが取れたので、とってもうれしかったです。

翁長:
太田さん、2年目ですけど、すでにもうたくさんの店舗を経験してますよね。

太田:
はい。パルコ店から始まって、当蔵店、大阪ルクア、イーアス豊崎、メインプレイス、石垣店の立ち上げにも関わって、いまは松尾店にいます。

翁長:
2年目にしてこのキャリア!とくに石垣店は立ち上げメンバーとして関わって、いろいろ感じたこともあるんじゃないですか?

太田:
そうですね。石垣に行く前は観光客の方が多いのかなってイメージしていたんですけど、思っていた以上に地元の方が何度もご来店くださって。

翁長:
そうなんだ!ちょっと意外かも。

太田:
地元の方から「(出店)待ってました!」って声をかけてくださったこともあって。すごくうれしかったです。

翁長:
ありがたいなぁ。石垣店の立ち上げに関わって、なにか感じたことってありますか?

太田:
店舗の立ち上げメンバーが、そのお店の雰囲気を決めるので、アドバイザーとしてすごく貴重な経験をさせてもらえたなって思っています。いっしょに働いていた知念さんと、「観光客の方にも、地元の方にも、『また来たい!』って思っていただけるような雰囲気を作ろう!」ってよく話をしていました。

翁長:
ステキ。一期一会も大切ですけど、長くお付き合いできる関係性を築くことって、それこそアドバイザーの重要な仕事ですもんね。石垣店以外の店舗で印象に残っている場所はありますか?

太田:
関係づくりで言えば、首里の当蔵店です。小学校が近くにあるから、子どもたちがよく遊びに来てくれて。

翁長:
わかる。子どもたちの寄り道先だよね、当蔵店は。

太田:
わたし、子どもたちにあだ名つけられてました。「ペアのどか」って。

翁長:
ペア?もしかして英語の・・。

太田:
そうです。英語でフルーツの梨。なぜか名前の頭にフルーツ名をつけるっていう謎のルールがあるんですよね(笑)

翁長:
わかる(笑)当蔵店のスタッフは子どもたちにフルーツ名をつけられるよね(笑)あの店舗は、仕事をしながら子どもたちの成長を見守るっていう独特の文化がありますよね。わたし、アドバイザーは全員、一度は当蔵店で働いてほしいんです。あそこが本店だし、あの場所の雰囲気をぜひ体験してほしい。

太田:
わかります。ほかの店舗とちがって、子どもたちとも触れ合う時間が多いし、アドバイザーとしてちがう筋肉が鍛えられる気がします。

翁長:
アドバイザーとしての2年目、後輩もできて何か変化はありましたか?

太田:
新入社員の頃とはちがって、新人アドバイザーの方にいろいろと助言する立場になったので、心境の変化は大きいです。いま、中途採用で入社された方とバディ(※)を組んでるんですけど‥。
(※)首里石鹸では、入社して間もない社員と先輩社員がペアを組み、寄り添ったトレーニングを行う制度を導入しています。

翁長:
あ、もしかして、年上の後輩?

太田:
はい、そうです。

翁長:
年上の後輩って、なかなか難しいこともあると思うんですけど、どうですか?

太田:
そうですね。社会人としては相手が先輩だし、わたしもアドバイザーとしてまだまだ勉強中なので。でも、わたしも首里石鹸で経験してきたことがたくさんあるので、その中で伝えるべきことは伝えていかなきゃって思っています。

翁長:
具体的にはどういうことを?

太田:
お客さまから見たアドバイザーの立ち居振る舞い、とか。やっぱり(お客さまに)どう見られているかを意識するのって、すごく大切なことだと思うんです。わたしが遠慮して注意しないことで、相手が気づかないのは良くないことだから。

翁長:
うんうん。わかる。相手のためにも言うべきことってあるよね。

太田:
ただ‥、言葉選びというか、伝え方にはすごく気をつけています。相手がイヤな気持ちになったら、わたしの言葉も届かないと思うので。

翁長:
2年目にして、すごい心配り。

太田:
伝えたあとに落ち込むこともあるんです。「もっと別の言い方があったんじゃないか」って。

翁長:
わかるなぁ。でも、思っていることをしっかり伝えることで、お互いに接客の力も上がっていくし、やっぱり伝えるって大切。うん。

太田:
そうですね。やっぱり一番に考えるべきはお客さまのことであって、アドバイザー同士が遠慮し合うのは、ちょっと違うかなって思います。

翁長:
いやぁ、すごいなぁ。2年目の抱負は?

太田:
これからも後輩が増えていくので、伝える力を磨いていきたいです。それと、お客さまにもっと喜んでいただける接客を目指していきたいと思っています。

翁長:
もう言うことなし(拍手)太田さん、これからますます活躍しそう。

太田:
期待に応えられるようにがんばります。

翁長:
今日はたくさんお話しできてよかったです。太田さん、ありがとうございました!

太田:
こちらの方こそありがとうございました!

それでは、太田さん。またやーたい!