徐々に、ポカポカの日差しを感じる日も増えてきました。
風はまだ涼しいので、なんとも心地よい春の気候です。
沖縄では厳しい暑さの時期が長いので、束の間の、活動的な気分になる時期です。
公園やビーチで、ゆっくりと風を感じながら、
ここしばらく忙しかった日々を振り返ります。
ふと立ち寄ったスーパーで、しばらく行けていない空手道場の先輩に、
偶然お会いしたことがありました。
60歳近い先輩は、一見、朴訥とした印象ですが、
打上げに参加すると、 饒舌になってかなり面白くなる、味のある人物です。
しばらくは、夜、自分の練習のために道場に行くことは難しいのですが、
どんなに初心者でも、いつも共に空手を習う仲間として大切にしてくれる先輩は、
とても心の支えになっています。
先日、無事に終了したPTAの学年レクリエーションも、
大学生の劇団員の方と保護者と先生とが、世代や立場を超えた仲間として信頼しあい、
子供達のために力を合わせました。
限られた時間、制約のある条件の中で、同じ志を持つ人が集まると、
各々の個性が活かされて、
パズルを当てはめるように、物事が進んでいきました。
子供達の喜びの表情や歓声をもらい、
それぞれの仲間が魅力を放つのを感じて、
枠を取り払うことの素晴らしさを再確認しました!
日常から少し離れると、今まで気づかなかったことが、キラキラと輝いて見えてくる。
まるで、通りに咲く、さんだん花のように。
そんなことに気づいた日々でした。
ライター
首里石鹸 白鳥恵子