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首里散歩 Vol.447 人生はカラフルに

誰でも何年前(何十年前?)は中学生だった。
なかでも中学3年生は義務教育が終わり、人生で初めて自分の進路を決める。
今、少しはその環境にも慣れた頃だろうか。

昨年、中学3年生の勉強の手伝いをする機会に恵まれた。
何十年ぶりかに中学校の教科書を開いてみると、懐かしい…。

いや、驚いた!

「えっ?こんな難しい勉強やっていたっけ?」

引き受けたのはいいけれど、こりゃ大変だ。勉強しなきゃ!!
いざ、問題を解いていくと意外と覚えていたので少しは安心。

「はいはい、やったなーこんな問題。」

「あ~数学の先生、この問題解けなかった友達を放課後残していたっけ。」

などと、数学の問題を解くよりも当時のことが思い出されて楽しくなってきた。

今の教科書はカラフルで文字も大きいように感じる。昔はモノクロで字も小さかったように記憶している。

でも、当時の授業風景や先生、友人とのやり取りはカラフルな映像で思い出される。

一緒に勉強している受験生の子どもたちも、数年後何十年後に中学時代のことをカラフルな思い出として懐かしんでほしい。そう思いながら数学と格闘した。

結果は、無事みんなに素敵な春が来た。今頃は青春を謳歌しているに違いない。

私はというと数学の問題を解くことがマイブームになり、今も問題とにらめっこしている。
数学の問題を解くことがこんなに楽しいなんて、中学生の頃には想像もつかなかった。

年齢を重ねるって、いろいろなところに楽しさが転がっているんだなとつくづく思う。

昔は敬遠していたことに、挑戦してみると意外と夢中になれるかもしれない。
人生はトータルで考えると、今できないこともいつか取り組めるとOKなのだ。

心地よい風になびくこいのぼりを眺めながら、そう自分に言い聞かせた。

ライター
大城くいじなう