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首里の香りVol.45 アロマなひと時

わたしが初めて「アロマ」というものを体験したのは、バブル末期の空気感がまだ残っていた、小学4年生の頃だったように思う。

▲昭和感あふれる家族写真。わたしはよく男の子と間違われていました。

押しに弱い父は、友人からすすめられるがままに“バスジェット”を購入。今思えば大きな出費だったに違いないが、湯船から勢いよく泡が噴き出すその機械に、わたしと弟はただただ大喜びだった。

そこへ、ミーハーな母が海外旅行帰りの友人から、精油がブレンドされた小瓶をお土産にもらってきた。

「これ、1滴で何百円もするんだって!だから2~3滴だけ入れるのよ」と母。
鼻を近づけてみると、どこか大人びた、知らない香りがふわっと広がった。

「ん~……なんか嗅いだことのない香り」
「大人の香りなのよ。上品でしょう〜」と母は得意げ。

けれど当時のわたしは、
「いつものムトウハップがいい〜」
と、慣れ親しんだ温泉の匂いを恋しがった。(弟がアトピー気味だった我が家では、常にムトウハップが常備されていたのだ。)

思い返すと、あの時代は「痩せる石鹸」なんてものも流行っていて、お風呂場には次々と新しいアイテムが登場していた。なんともにぎやかで、どこか懐かしい。

そして今。
わたしはあの頃の両親の年齢をとっくに越えた。
同居する父と母はさらに年を重ね、「あまくま病むん。(あちこちが痛い) 」とぶつくさ言いながらも、若い頃の用には出来ないことも笑い合うふたりを見ていると、不思議とわたしも子供に戻ったように安心できるもんだ。

首里石鹸 大城なつき

今のわたしに寄り添うゼラニウム&オレンジの香り
アロマナイトディープスリーピングマスク

忙しい毎日のなかでも、肌も心もそっと満たしてくれる夜のお守り。
“潤いの蓋”をして、朝までしっとり感をキープする夜用マスク。

やんばる豚プラセンタとピンクロックローズが、ぷるんと輝くようなハリ肌へ。
沖縄県産の美容成分と植物由来のエモリエントオイルが、日中に受けたダメージをやさしくケアし、翌朝は思わず触れたくなるやわらか肌に。

ゼラニウム&オレンジの天然アロマがふんわり香り、緊張をときほぐしてくれる。
そんな、がんばった一日の締めくくりにぴったりのアイテムです。

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