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Vol.337 おばぁが残した知恵薬

寒く乾燥した日、ケホケホ咳こむ母を心配して声をかけると、
「大丈夫よ。咳止め飲むから」と薬草が入った瓶を取り出した。

「あ!これ薬だったの?」
10代のころ棚にあるのを見つけ、ふわふわと液体に浮かぶ草が気になって蓋を開けたところ、ツンと独特なにおいにびっくりしてそっと置き戻したことを思い出す。

「薬っていえばそうね…。おばぁから受け継いだ伝統薬かな。」
クイッっとおちょこ分のそれを飲んだあと、長年の不思議を紐解く昔話をしてくれた。

父方のおばぁは畑仕事が好きで「今日も畑にいるね。」と安否確認になるほどいつも畑にいたのを覚えている。

畑で野菜が獲れるとご近所におすそ分けをする、いわゆる地域の名物おばぁで、咳している人を見かけると「これ咳に効くよ」と差し出していたのがこの「イーチョバーの泡盛漬け」だった。近所の人が「欲しいさ~。」と尋ねてくることもあったそうだ。

イーチョバー…「フェンネル」や「ういきょう」とも呼ばれるハーブ。

「他にもおばぁは泡盛を薬みたいに使って、なんでも泡盛に漬けてたよ。」
風邪をひいたら薬草の泡盛漬けを飲み、関節の痛み予防に鶏足の泡盛漬け、虫に刺されたら膨れたところに泡盛をちょんとつけて、なんだか身体が重いな~と思ったら泡盛を体にかけて邪気払い。
お酒をたくさん飲む人ではなかったけど泡盛が好きだったね~としみじみ話す母。

「咳、いつの間にか落ち着いたね」ふと気が付き声をかけると「ほら、じょーとーさ♪」と得意げな笑顔につられて私もほほ笑むのだった。

首里石鹸 田中りほ

沖縄に古くから育まれてきた伝統文化「泡盛」
首里石鹸至上最高保湿!五感が喜ぶしっとり感

今回おすすめさせていただくのは首里の瑞泉酒造さんと首里石鹸が共同開発した「泡盛酒かすシリーズ」です。昔から沖縄の人々の暮らしのそばにあった泡盛をスキンケアでも取り入れられるおすすめの商品です。

高居保湿力でしっとりと潤い、お肌がもっちりと柔らかくなる体験をぜひ。
この機会に、皆さまの暮らしのそばにも寄り添えますと嬉しいです。

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泡盛酒かす×カーブチーの香り
泡盛の香りに沖縄で古くから食されている柑橘類「カーブチー」の爽やかな香りを組み合わせ、ほんのりと泡盛を感じさせる首里石鹸ならではの新たな香りが生まれました。強すぎないスッキリとした香りが特徴です。

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