こんにちは。首里石鹸の翁長(おなが)です。
首里石鹸のラジオ番組「はじめまして、首里石鹸(FM沖縄にて毎週土曜日の朝9:30~9:55まで放送中)」に出演したスタッフに、その後の状況を色々聞いてみる座談会「またやーたい、首里石鹸」。
第22弾となる今回は、サンエー那覇メインプレイス“Stone”ギャラリーショップ店長の東(あずま)さんをお招きしました。
それでは、2人でゆっくりと語らい合う場、「またやーたい、首里石鹸」のはじまり、はじまり~♪
翁長:
東さん、今日はよろしくお願いします!
東:
こちらの方こそよろしくお願いします!
翁長:
さっそくですけどラジオ出演のことを聞いてもいいですか?だいぶ前の話になるんですけど。
東:
もう、めちゃくちゃ緊張しました。ラジオが放送された後も、上司から「めっちゃ緊張してたね(笑)」って言われたし。
翁長:
東さん、テレビ取材に何度も出演されてるじゃないですか。それでもやっぱり緊張しました?
東:
テレビとちがって声だけで伝える難しさっていうか、「ちゃんと話をしなきゃ」っていう意識が強すぎたのか、すっごく緊張しちゃって。
翁長:
ラジオのブースも独特の雰囲気ですもんね。ラジオが放送された時はどの店舗に勤めてましたっけ?
東:
ウミカジテラス店です。そういえば、「レンタカーで流れていたので、ナビで探して来ました」っておっしゃってくださった観光客の方がいました。
翁長:
そういえば、石垣にいる田尻さんも言ってました。レンタカーで番組が流れてて、それで来店されたお客さまがいたって。
東:
いまはメインプレイス店に異動したんですけど、地元のお客さまの中にもいらっしゃいますよ。「出勤途中の車の中で聴いたから」って言ってくださる方が。
翁長:
ラジオがきっかけでご来店してくださるお客さま、どんどん増えてますね。本当にありがたいです。
東:
ほんとそうですよね。会話のきっかけにもなりますし。
翁長:
ちなみに東さん、首里石鹸に入社して何年目になりますか?
東:
6年目になります。2019年入社です。
翁長:
たしか、東さんが初ですよね?新卒で首里石鹸に入社したのは。
東:
そうです。わたしが2019年4月の入社で、翁長さんが‥。
翁長:
7月入社です。わたし、東さんにとって年上の後輩になるんですよね。(撮影スタッフに)わたしたち、もともと同じ店舗で働いてたんですよ。
東:
そうそう。パルコ店で。
翁長:
あのときから東さんは社内でも評判でした。「パルコ店にすごい新卒の人がいる」って。
東:
えー、恐縮です。
翁長:
だからわたし、気合い入れて出勤したんですよ。そしたら思いっきり東さんの名前を間違えるっていう。
東:
そうそう!「東江さん、よろしくお願いします!」って言われました(笑)
翁長:
しかも、東さんが訂正しなかったから、しばらくずーっと「東江さん」って呼んじゃった。
東:
訂正するタイミングがなくて(笑)しばらく経ってから「実は‥東なんです」って言いました。
翁長:
あのときはもうめちゃくちゃ焦ったなぁ(笑)ほんとごめんなさい。でも東さん、ギャップがすごいですよね。
東:
ギャップ?
翁長:
お仕事中はすごくしっかりしてるのに、プライベートでの天然っぷりがすごすぎて。
東:
え?そうですか?
翁長:
とぼけないでくださいよ(笑)ほら、ゆいレールのエピソードとか。ぜひみなさんにお話ししてください。
東:
えーっ、アレはだって‥。誰にでもありますよ。
翁長:
ないない!ないから!
撮影スタッフ:
なにがあったんですか?
東:
あのー、ゆいレールで寝過ごして終点までいっちゃったんです。で、逆方向に乗り換えたんですけど、そこでも眠っちゃって、また終点まで行くっていう。
翁長:
なにその往復運動(笑)こんなに天然な方なんですけど、仕事になるともう、みんなが認めるリーダーっていう。ギャップがすごい。
東:
いえいえ、恐縮です。
翁長:
今は店長になるための制度がしっかりと作られているんですけど、あの頃はまだなくて。東さんが初めてですよね。みんなの推薦で店長になったっていうのは。
東:
そうですね、はい。ありがたいことに。
翁長:
店長になった経緯を、ぜひ教えてください。
東:
はい。翁長さんといっしょにパルコ店で働いていた頃、当時の店長さんが諸事情で退職されることになったんです。それで本社に呼ばれて「まずは店長代理から始めてみない?」って言われて。それがスタートです。
翁長:
その話を最初にされたときの気持ちって覚えてますか?
東:
不安が大きかったです。その当時の店長さんは、周りのみんなからすごく信頼されている人だったから、わたしが後任として務まるのかなっていう‥。
翁長:
しかも当時のパルコ店ってすごい大変でしたもんね。首里石鹸として初めてのローカル店(※)だったから、売り上げも苦戦していて。(※)おもに地元のお客さまを対象とした店舗
東:
そうそう‥とっても大変でした。パルコにいらっしゃるお客さまも「首里石鹸っておみやげで買うものでしょ?なんでパルコにあるの?」って思ってらっしゃったみたいだし。今より全然、認知度も低くて。
翁長:
パルコ店独自の施作もやりましたよね。いろいろと失敗を重ねながら‥。
東:
なかなか結果が出なくて、もがいてはいたんですけど、でもそのときに支えになったのが、退職された店長さんの言葉で。「目の前のお客さまにしっかりと向き合っていたら、かならず結果はついてくるから」って言ってくださったあの言葉が、ずっと支えてくれました。
翁長:
わたしもその言葉、覚えています。きっとご本人も売り上げのことですごく悩んでいたはずなのに、そういう姿を私たちには一切見せずに。
東:
だから翁長さんも私も「この店長さんのためにもっと頑張りたい!」って心から思ってたし、自分が店長代理になってからも、この言葉を信じてずっと仕事に向き合っていました。もちろん大変なこともあったんですけど、退職された店長さんがずっと守ってきたこのパルコ店を、自分なりに引き継いでいきたいっていう想いもあって。
翁長:
闘いって言ったらすごく大げさですけど、いろんな経験をしてきましたよね、お互いに。
東:
今でこそ首里石鹸はたくさんの人に知っていただけていますけど、当時はもう‥ね。
翁長:
首里石鹸を支えてくださったスタッフの挑戦があって、今があるんですよね。あらためてあの頃の気持ちを思い出しました。初心って忘れちゃいけないですね。
東:
2年目から少しずつパルコ店の売り上げも上がってきたじゃないですか。それで店長の集まりでも聞かれたんです。「どういう施作がこの結果に結びついたの?」って。でもそのとき、なにも変わったことはしてなくて、ただただ退職された店長の言葉どおりのことを続けていただけなんです。「目の前のお客さまにしっかりと向き合う」っていう。
翁長:
それで本当に結果がついてきたんですよね。予言みたいにそういうことが起きて、すごいびっくりしたし、でもとってもうれしくて。
東:
店舗前にお客さまの大行列ができたときは本当に驚きました。苦しい経験もたくさんしてきたけど、それを乗り越えてきたからこそ、あの光景が見れたんですよね、きっと。
翁長:
お客さまがご来店してくださるっていうのは当たり前じゃないんですよね。アドバイザーが目の前のお客さまを全力で接客をする。そのひとつひとつが未来につながっていくわけで。
東:
そうそう。まさにわたしたちが体感してきたことですよね。日々の積み重ねが、首里石鹸の“ブランド”になっていくっていう。
撮影スタッフ:
その退職された店長さんは、きっとお二人にとってすごく大きな存在だったんですね。
翁長:
ほんとそうです、はい。
東:
首里石鹸が順調に伸びている今だからこそ、絶対に忘れちゃいけないと思います。翁長さんが言ったみたいに、お客さまがご来店してくださることは当たり前のことじゃないですし、目の前のお客さまのために全力を尽くすことが未来を作っていくっていうことを。これから先、首里石鹸にもまた苦しい時期が来るかもしれないじゃないですか。そういうときに自分たちを支えてくれるのは、“日々の積み重ね”なので。
翁長:
それが“自信”っていうことなのかもしれないですね。
東:
ほんとにそうです。うん。
翁長:
ちょっと待って。こんなに熱く語ったの初めてかもしれない。
東:
そうなんですか?どうしよう。ちょっと重たかったですかね。
翁長:
そんなことないです!天然の東さんと、リーダーとしての東さんと、どちらも堪能できたので大満足です。
東:
ちょっと待って。この際だからちゃんと言いますけど、わたし、天然じゃないですよ。
翁長:
じゃあもう一回、ゆいレールの話をしましょうか?
東:
やだもう。やめて(笑)
翁長:
あっという間に時間が過ぎちゃった。今日はもうたくさんステキな話ができてよかったです。明日からまた気合いを入れ直して働けそう。
東:
これからもお互い頑張りましょう。今日はたくさんお話ができてよかったです。こんな機会をくれてありがとうございました!
翁長:
お礼を言うのはこちらの方です!東さん、本当にありがとうございました!
それでは、東さん。またやーたい!