Blog

首里散歩 Vol.34 母の手鏡 

去年、母と旅行へ行った際、
ふと母がポーチから出した手鏡。

思わず、「懐かしい!!」と大きな声を出してしまいました。
物心ついた時から、目にしていた手鏡。
恥ずかしいほどに、ボロボロですが、、

母がお化粧直しをするとき、この手鏡を使っていた記憶がよみがえりました。
私が産まれる前、母が沖縄へ嫁いできてすぐの沖縄のお土産品店で購入した手鏡だそうです。
なんと30年以上持っているとのこと…!

そんな母とは一昨年まで、一緒に暮らしていましたが、私自身、結婚をして、現在は実家から離れて暮らしています。

たまにはランチへ行ったり、母の行きたいところへ一緒に行ったりする事もありましたが、
今、世の中がこの状況にあるため、親にも会えないでいます。

そんな中、親のことをもっと気にかけるべきでしたが、忙しいという理由から、
連絡をしばらく取っていないことに気づきました。

仕事の帰り道、携帯のメッセージのやりとりをスクロールすると、母との連絡の履歴がだいぶ下の方に。。

こんなに連絡取ってなかったっけ…と、反省です。
久しぶりにメッセージを送りました。
「体調大丈夫ですかー?」

数分後、「大丈夫ー!」と絵文字付きで、文面からも伝わる元気そうな返信。
とても安心しました。

今だからこそ、頻繁に連絡は取り合うべきだなと感じました。
おしゃべりな母には、しゃべり相手も必要です。

来月は、母の日。
今年は、新しい手鏡とハンドクリームを宅配便で贈ろうと思います。
直接会って渡すよりも、きっと宅配便で届くと、よりびっくりするんだろうなぁと、 今からワクワクです。

ライター
首里石鹸 玉城悠以奈