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これまでも、これからも首里城と共に。

2019年10月31日首里城焼失。あれから6年。

来年秋ごろ、いよいよ首里城が復建する。

例年同様、この時期に首里城参拝。今年は妻と10月27日平日の9時半に首里城へ向かった。

当蔵本店は未だ営業前。(笑)

あ、「あしびうなぁ」が新しいお店になっている。

「美里うどぅん」美味しそうだ。今度こよう!そう妻と話しながら首里城へ向かう。

毎年来るのに毎年発見がある。

こんなとこに、こんながじゅまるあったっけ?

ついに来年、首里城に出逢えるから?久々(25年ぶり(笑))に妻と来た首里城だから?いつもより足取り軽い気がするのは気のせいか?

いつもの歓会門から。未だ修復中だね。

瑞泉門を通り

漏刻門を抜けると

階段を登ってゼーゼー言う妻と膝を庇って歩く自分に歳を感じつつ。ついに本殿。

囲いはあるけど本殿は既に復建している感じ。建物の中はどうなんだろう?

そんなことを思いながら首里城内を散策。

王の景色。

これは毎年欠かせない。雄大だ。

毎年嗅ぐ、御内原に植えられていた九年母(シークワーサー)を過ぎて、

瑞泉さん側の王の景色を眺める。ここは毎年風が気持ち良い。

あ、久高島見えるんだ!

振り返って、改めて本殿が復建しつつあることが誇らしい。

そして

朱色の赤瓦が美しい。

湯殿をみて

廊下を歩いて

公園へ出る。

午前中の陽気が鮮やかに降り注ぐ。

蝶が、ハイビスカスの蜜を吸う瞬間に遭遇。

かわいい。

何度も歩いているのに、、、

こんなところにシダレヤナギが。知らなかった。

というかヤナギと首里城って新鮮。

石垣、ソテツ、城壁。

やっぱり沖縄の城(ぐすく)は力強くて好きだな。

たっぷり1時間。ゆっくり歩きながら帰路、

10時半ごろ当蔵本店前を通ると新卒3年目の中山さんが満面の笑顔でお客様と話していた。

ほっとする。

毎年見える景色は違う。けど首里石鹸の雰囲気はいつも安心させてくれる。

毎年。毎年。
そしていよいよ来年。ついに本殿が再建する。感慨深い。

本殿消失があり、コロナ禍があり、我々は県外や海外に進出するようになった。
6年とはそういう年月。
そしてその6年に「首里城再建を支援する」という思いがあり、
それはたしかに原動力になった。

愛される首里城の復建へ向け、私たち首里石鹸がやって来たこと。

それは、お店を開け続けることでした。
そして、「首里」という寄付石鹸を作り首里城再建への支援活動をして参りました。

今から約9年前、首里石鹸の1号店を首里当蔵に構えたのは、ここに首里城があるから。
当蔵本店が出来てから、これまで沢山のお客様と出会うことが出来ました。
この地域と共に時を過ごし、たくさんの成長をさせて頂き、多くの可能性を手にしました。

久々の妻との首里城散策は照れました。(笑)

SuiSavon – 首里石鹸 – 店主


【首里城復興寄付実績】
2020年 400,000円
2021年 1,106,587円
2022年 1,173,797円
2023年 2,159,362円
2024年 2,430,564円
2025年 2,566,950円
※沖縄県や首里城(美ら島財団)、双方へ寄付した合計額記載。