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Vol.7 お買い物を楽しめる環境づくり

こんにちは。首里石鹸の翁長(おなが)です。

首里石鹸のラジオ番組「はじめまして、首里石鹸(FM沖縄にて毎週土曜日の朝9:30~9:55まで放送中)」に出演したスタッフに、その後の状況を色々聞いてみる座談会「またやーたい、首里石鹸」。

第七弾となる今回は、ゲストにバックオフィス課長の石川(いしかわ)さんをお招きしました。

それでは、2人でゆっくりと語らい合う場、「またやーたい、首里石鹸」のはじまり、はじまり~♪

翁長:
石川さん、あれかも。

石川:
ん?なに?

翁長:
男性メンバーで初めてラジオに出演したの、石川さんが初めてかも。

石川:
そうなの?女性スタッフの出演が多かったんだ。

翁長:
で、どうでした?ラジオに出演してみての感想は。ちょっと前のことですけど。

石川:
ちょっと待って。これもう始まってる?

翁長:
始まってます、はい(笑)

石川:
ちょ、まだ心の準備ができてない。

翁長:
うふふ。石川さんって天然ですよね。

石川:
えーっと、何を話せばいいんだ。ラジオのときよりも緊張する。あのときは誰かに見られてる感覚なかったけど、今日はなんか、見てる人がたくさんいるし。

翁長:
大丈夫ですよ。いつもみたいに楽しくおしゃべりしましょう(笑)石川さんが出演してくれたラジオの回、周りから反応はありましたか?

石川:
前職の同僚から連絡があって。「仕事がんばってるみたいでよかった。いい会社に巡り会ったんだね」って。

翁長:
えー、うれしい!

石川:
ぼくの息子もたまたま車の中でラジオを聴いていたみたいで。番組の途中から「え?この声、もしかしてパパじゃない?」って気づいてくれたみたいです。妻に「ラジオのボリューム大きくして!」って。

翁長:
うわー、かわいい!

石川:
ラジオを聴いた息子から「パパの仕事のことが知れてよかった」って言われたんです。息子は、ぼくがどんな仕事をしているかあまり想像ができていなかったみたいで。でも、ラジオを通して、父親の仕事をちょっと理解できたみたい。

翁長:
えー!ステキ!いい感想が聞けてよかった。ほっこりエピソードありがとうございます。

石川:
いやいや、恐縮です。

翁長:
石川さんは首里石鹸に勤めて3年目ですよね?石川さんのお仕事のこと、聞かせてください。

石川:
端的に言うと在庫管理ですね。商品の売れ行きを予測しながら、発注をかけていきます。お客さまが店舗に足を運んでくださったときに、ちゃんとご希望の商品を手に取っていただけるように、しっかり在庫をコントロールするっていう仕事です。

翁長:
在庫管理ってシンプルな言葉ですけど、かなり奥が深いお仕事ですよね。欠品を起こさないようにしないといけないので、すごく責任も大きいし。首里石鹸の商品って、発注から納品されるまでに数ヶ月かかるじゃないですか。そのタイムラグを読みながら発注をかけるって、すごく難しいことだと思います。

石川:
数字を追いかけるだけじゃなくて、店舗のアドバイザーさんたちから意見を聞くこともあります。お客さまの空気感とか、ぼくが現場で感じることのできないことを教えてもらいながら、発注を考えています。

翁長:
うわー。やっぱりとっても難しそう。

石川:
数ヶ月先を見越しながら発注を考えるのは、たしかに難しいですね。新店舗をオープンするときも、そのエリアのニーズが違うし。

翁長:
発注が多すぎて過剰在庫になってもいけないですしね。

石川:
そうですね。ただ、読めないからこそおもしろいっていうのもあるんです。

翁長:
おもしろいとは?

石川:
お客さまが必要としている商品を、必要としているタイミングでお届けできたときの達成感や満足感は‥もう最高です。

翁長:
まさに仕事のやりがいだ。でも、プレッシャーも大きいんじゃないですか?首里石鹸の企業戦略にもダイレクトに影響する仕事だし。

石川:
定番商品はある程度、読めるようになってきたんですけど。もう新商品がまったくわからない!新商品って現場もワクワクするから前のめりになるんですよ。熱量高めのリクエストが届くんですけど、攻めの発注はやっぱりリスクがあるし。冷静な判断軸を持ちながら、ちょうどいいラインを判断する必要があります。だから、あえて冷静なアドバイザーさんに意見を求めたりもします(笑)

翁長:
あー、それって現場あるあるかも。ある商品の売れ行きがよかったら「つぎの発注で多めに!」って盛り上がるんですけど、納品されたらなぜかいきなりピタッと止まるっていう。

石川:
ありますね。ほんとに読めない。コロナのときとか、もう本当に大変だったなぁ。

翁長:
ちなみに石川さんが首里石鹸に入社を決めたのは、コロナ禍がきっかけだったんですよね?

石川:
そうなんです。前職がコロナの影響をモロに受けて。で、その会社が希望退職を募ることになったんです。

翁長:
それは大変だ‥。

石川:
でもある意味、チャンスかなって。ちがうことにチャレンジできるぞ!って思って、転職を決めました。

翁長:
そこでなぜ首里石鹸を選んだんですか?

石川:
裏方へのリスペクトですかね。ぼくはこれまでも小売業で働いてきたんですけど、小売業って、店舗に立つスタッフが優遇されるというか。あくまでも個人的な感想ですけど。でも首里石鹸は、裏方の仕事も同じように評価してくれるんです。表に立つスタッフと同じように。そういう社風に魅力を感じました。

翁長:
でもそうあるべきですよね。石川さんたちのような裏方の仕事があるからこそ、わたしたちアドバイザーもバリバリ働けるわけで。

石川:
そう言ってもらえると、とてもありがたいです。

翁長:
石川さんが入社してきた日のこともよく覚えてますよ。なんかすごい癒し系だなぁと思って。ピリピリしたムードも和やかにしてくれる人です、石川さんは。

石川:
いや、持ち上げないでよ。いつもめちゃくちゃおちょくってくるじゃん。

翁長:
あ、バレました?だって石川さん、話しやすいんだもん。社内イベントでもみんなにフィーチャーされて、会場大盛り上がりだったし(笑)

石川:
あのイベントで使った小道具、ぼくの子どもたちが気に入って、今でも大切に使ってます。

翁長:
えー、うれしい!あのイベントでもそうでしたけど、裏方の人たちにスポットが当たるのはうれしいですよね。

石川:
ありがたいですよ、本当に。そこが首里石鹸のいいところ。

翁長:
これからの首里石鹸に必要なことって何があると思いますか?

石川:
より専門性のある人たちが必要になると思っています。今までは勢いとか、ある程度の経験則で仕事ができたんですけど、もっと規模が大きくなったら、そのやり方で対応することが難しくなってくるはずなので。ぼくたちの長所はフットワークの軽さなんですけど、これからはもう少し精度を高めてから動き出す必要がある場合も出てくるかなって。

翁長:
たしかに新しいことにチャレンジするスピード感はすごいですよね。

石川:
事前の計画の精度を上げていけば、もっともっとお客さまのお役に立つことができると思うんです。そのためにも、もっといろんな力を持った人たちが集まってほしい。そういう才能を持った人たちが首里石鹸に魅力を感じてもらえるように、いま自分ができることを一生懸命がんばろうって思っています。沖縄から世界を目指すっていう首里石鹸のビジョンに共感する人たちが増えたらうれしいな。

翁長:
いやもう、石川さんすごい。首里石鹸の総まとめじゃないですか、その言葉。

石川:
ぼく、大それたこと言ってますよね。大丈夫かな?

翁長:
ぜんぜん大丈夫です。石川さんならではの言葉っていうか、すごく心に響きました。

石川:
よし。じゃあ大丈夫だ(笑)あれだね。なんだかんだでけっこう話せるね。あっという間に時間が過ぎちゃった。

翁長:
じゃあまたラジオにも遊びに来てください。石川さん、今日は本当にありがとうございました!

石川:
こちらこそ。ありがとうございました!

それでは、石川さん。またやーたい!