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Vol.2 また飲みましょうね

こんにちは。首里石鹸の翁長(おなが)です。

首里石鹸のラジオ番組「はじめまして、首里石鹸(FM沖縄にて毎週土曜日の朝9:30~9:55まで放送中)」に出演したスタッフに、その後の状況を色々聞いてみる座談会「またやーたい、首里石鹸」。

第二弾となる今回は、ゲストに首里石鹸国際通り松尾ギャラリーショップ店長の比嘉(ひが)さんをお招きしました。

それでは、2人でゆっくりと語らい合う場、「またやーたい、首里石鹸」のはじまり、はじまり~♪

翁長:
比嘉さん、今日はよろしくお願いします。

比嘉:
お願いします。すごい。こんな感じでやるんだ(笑)

翁長:
なんだか緊張しますよね。前に出演してもらったラジオ、なにか反響ってありました?

比嘉:
同級生から「ラジオ聴いたよ!」ってラインがきました。その友だちから連絡がくるの、5年ぶりくらいだったから嬉しかった。

翁長:
えー!すごーい!ご家族から何かリアクションありましたか?比嘉さん、4人のお母さんだから、子どもたちから何か反応あったりとか。

比嘉:
子どもたちはラジオ聴かないからなぁ。とくに反応はなかったです(笑)

翁長:
子どもたち、元気ですか?よく首里石鹸の店舗にも遊びに来てくれますよね。

比嘉:
元気元気。コロナ禍のときは体調管理が大変だったけど。

翁長:
っていうか、比嘉さんのお子さん、一番上が高校生じゃないですか。なんかお母さんっていうか、お姉さんと妹に見えます。仲良し家族の秘訣って何ですか?

比嘉:
えー、何だろう。普通にケンカすること、かな?それこそ姉妹みたいに。

翁長:
前回、このまたやーたい首里石鹸に出てくれた座安さんも「家族には厳しい」って言ってましたけど、比嘉さんもそうなんですか?

比嘉:
そうですね、うん。いちばん下の娘は小学校3年生なんだけど、娘の友だちはわたしのこと元ヤンキーって思ってるみたい。

翁長:
ごめんなさい。わたしもそう思ってた(笑)

比嘉:
ちょっと(笑)でも、実際、家族には厳しいほうかな。なにか良くないことをしたら、その場ですぐ叱ります。人前で叱ることはあまり良くないって言われてたりするけど、私はすぐその場ですぐ叱ります。ほかの人がいても、ちゃんと。

翁長:
なんだか比嘉さんらしい。っていうか、店長をやりながら家族の時間も持つって大変じゃないですか?どうやって生活のメリハリをつけてるんですか?

比嘉:
それは、うーん。できてないかも。でも子どもたちはそんな私の姿を見て反面教師にしてくれているんじゃないかな。親がバタバタしてるから自分たちがしっかりしよう、みたいな。

翁長:
いや〜、ちょっと想像できない。店長を務めながら、お子さん4人も育てて。自分の時間って持てていますか?

比嘉:
通勤中の車の中は大切な自分の時間かな。比較的、店舗から遠いところに住んでて、それなりに時間がかかるんだけど、それが逆にいいっていうか。

翁長:
えー、逆にいうと、そういうわずかな時間をやりくりしているんですね。比嘉さん、松尾店の前は浦添パルコシティのショップで店長やっていたじゃないですか。夜22時までの勤務もあったから、余計に大変だったんじゃないですか?

比嘉:
そうだね。でも、子どもたちもその生活のペースを合わせてくれて。わたしが帰宅するときには、子どもたちはもう寝てるんだけど、テーブルの上には今日の宿題が広げられてるっていう。

翁長:
すごい!ちゃんとしてますね、子どもたち。

比嘉:
その宿題に丸をつけるっていうのが、わたしのルーティン。これをやらないと寝れない(笑)

翁長:
えー、お母さんってやっぱりすごい。やっぱり夜遅くまで?

比嘉:
いや、そうでもないですよ。夜12時くらいには寝れてるし。

翁長:
ちなみに朝は何時に起きるんですか?

比嘉:
朝は‥早くて5時半くらいかな。

翁長:
5時半!?なんで!?

比嘉:
上の子が高校に上がったから、お弁当作りが、ほら。

翁長:
お母さんってやっぱりすごい‥。ストレス解消っていうか、気分転換できてますか?お仕事が休みの日は何を?

比嘉:
ネットフリックス鑑賞だね。子どもたちが帰ってくるまでの間にドラマを観てます。

翁長:
比嘉さんの最近のおすすめ作品は?

比嘉:
その話する?とっても長くなりそうだけど。

翁長:
うーん。また今度にしましょう(笑)

翁長:
4人のお子さんを育てている比嘉さんですが、首里石鹸の店長として、スタッフを育成することと何か共通点ってありますか?

比嘉:
うーん、どうだろう。わたし、自分の子どもたちには厳しいんですよ。若いころに出産したので、しっかりしなきゃっていう気負いもあって。でも、首里石鹸のスタッフはもう、可愛くて仕方がないです。

翁長:
比嘉さん、いつもスタッフのこと「かわいい、かわいい」って言ってますよね。まわりのスタッフからも「比嘉さんは許す人だ」って思われてるし。

比嘉:
ねぇ。そんなイメージになってます。

翁長:
でも、比嘉さんはちゃんと厳しいことも言う。優しさの中にも、そういう一面がある。だからこそ、みんな比嘉さんのことを信頼しているんだと思います。優しいだけじゃないっていうか。

比嘉:
どっちかって言うと、わたし、“たんちゃー”だから(沖縄の方言で“短気”)。同じ失敗をしたら、しっかりそこは話をしますね。相手が「すみません」って言ってきても、わたしは別に謝ってほしいわけじゃない。「同じ失敗をしないために何をしたらいいと思う?」っていうことを聞きますし。

翁長:
そう。比嘉さんは伝え方がすごく良いんですよ。

比嘉:
「ちょっともう、何回目〜?いい加減にしてくれる〜?」みたいな?

翁長:
そうそう!叱るときにもちょっと冗談混じりっていうか、言われた相手も気持ち的にちょっと逃げ道がある感じ。言葉がやわらかいっていうのかな。

比嘉:
でも、あまりごまかしすぎるのもよくないから、ちゃんと言うことは言うようにしています。20代前半の若い子たちを中心に10名以上のスタッフをマネジメントしてるので。きちんと言葉にしないと伝わらないし。

翁長:
10名以上はすごいな。スタッフを育成してる中で、心がけていることってありますか?

比嘉:
あんまり「店長」って思ってほしくないっていう気持ちはあります。「店長だから言いにくい」っていう雰囲気を作らないように。あとは、ちゃんと頼ってもらえるように心がけているかなぁ‥。それがちゃんとできているかは不安ですが。

翁長:
10名以上のマネジメントをしているっていうだけで、十分すごいです。

比嘉:
っていうか、翁長さん、もともとわたしの上司じゃん。

翁長:
そうですね。比嘉さんが副店長にチャレンジしているときに、わたしはその店舗の店長を務めさせてもらっていました。

比嘉:
あの頃、翁長さんの仕事ぶりからたくさんのことを勉強させてもらってました。翁長さん、本当によく人のことを見てて、スタッフの力が最大限に発揮できるようなマネジメントしてた。すごくわたしたちに気を遣ってくれていたよね。

翁長:
ステキなコメントありがとうございます!

比嘉:
わたしもその立場になってから気づいたんだけど、店長ってほら、売り上げとか数字のことも気にしなきゃいけないじゃない?あの頃、翁長さんがそんな苦労をしていただなんて全然感じなかったもん。そこはスタッフに見せないようにしてた?

翁長:
はい。それは心がけていました。スタッフが楽しく仕事ができる環境をつくることが一番大切だと思っていたので。数字のことを追いかけすぎると雰囲気が苦しくなるっていうか。

比嘉:
そうだね。「接客を楽しもう」っていうメッセージが、翁長さんの立ち居振る舞いから伝わってきました。

翁長:
うれしいなぁ。店舗のみんなの仲もすごく良かったですもんね!飲み会もよくやってたし、お酒を飲みながらよく語ってました。

比嘉:
懐かしい!翁長さん、号泣したこともあったよね。

翁長:
あったあった!ありました!めっちゃ泣きました。ずっと働いてくれてた年上のスタッフさんが退職するときの送別会で。

比嘉:
そうそう。送別会でのその人のコメントがね。すごくよかった。

翁長:
普段のお仕事からすごくサポートしてくれた方だったんですけど、「翁長さんのおかげでここまで働くことができました」って言ってくださって、もうその言葉を聞いて号泣。

比嘉:
そうそうそう。あの時間は最高だったなぁ。うんうん。

翁長:
いや、そのとき比嘉さん、ひとりでめっちゃ飲んでましたよ。

比嘉:
ちょっと!いい流れのときにそんなこと言わなくていいから!

翁長:
「こっちおいで」って言われて、わたしも飲まされましたもん。あー、やっぱり比嘉さんって、元ヤンキーですよね?

比嘉:
最後の最後でそうくる?やだもう。

翁長:
やっぱり比嘉さんとお話しするの楽しいです。また飲みましょうね。

比嘉:
次はおしとやかに飲みたいと思います(笑)

それでは、比嘉さん。またやーたい!