今日で、9月も終わりです。
よく、沖縄の夏は長い。暑さが長く続くから。と耳にしますが、
私自身は、沖縄の夏も短く感じます。

外に立っているだけでも、汗が流れてくるほど、
顔や腕がジリジリと痛くなるほどの太陽の日差しが
今では、そこまで感じなくなりました。

陽が落ちるのもだんだんと早くなり、
陽の出ていない朝と夜は、特に涼しくなったような気がします。

仕事に向かう時間になり、家の外に出ようとドアを開けると、
涼しい風とともに、秋の香りがします。

秋の香りといっても、草木やお花の香りというわけではなく
秋の風の香りがするんです。

夏が終わるという寂しさからなのか、その香りはどことなく切なく感じますが
大好きな香りでもあります。
そんな中、未だに身近なところではハイビスカスやプルメリアが咲いています。

秋の風を感じながら、夏らしいお花を眺めるのも沖縄らしい光景です。

ライター
首里石鹸　玉城悠以奈