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首里散歩 Vol.211 くだらなさが心地いい

最近、ふと思い浮かんだこと。
わたしは、男性、女性問わず、“ ギャップ ”のある人に憧れがある。

なんだかサバサバしてそうだな…と思っていた人が、ものすごく愛嬌のある人だったり、 その逆パターンでも、「おお!ギャップいいな〜!」となる。

憧れているということは、自分にはギャップがないからかなぁ?

わたしもギャップのある人になりたい!

今まで出会った人、昔からの友人、同僚。いろんな人の様々なギャップを思い返しては、 羨ましい。と思うばかり。

そこで、大親友にメッセージを送ってみた。

「わたし、ギャップのある人に憧れてるんだけど、自分にはどんなギャップがあるのかわからない。」

返信を待たずに、メッセージを続けて送った。

「例えば、まーりー(友人)は見た目は派手な感じだけど、店員さんにめちゃくちゃ礼儀正しくて愛想良いし、料理も和洋中しっかり作れる、料理上手なところがある。と、まぁこんな感じで、わたしのギャップも見つけて〜!」と、毎度のことながら、ポンポンとメッセージを送りつける。

すると、友人から「待って待って!なんか、わたしがめちゃくちゃ嬉しいやつじゃん。笑」と、わたしはギャップの例えを伝えた感覚だったが、結果、友人をとても褒めちぎっていたので、喜んでもらえた。

喜んでもらえてこちらも嬉しかったが、次はわたしの番!と、わたしのギャップを探してもらった。

「身長が高くてスラッとしてる。あとは見たまんまかな。」
「あと、笑った時に八重歯が見える!あとは見た目通り。」

うー・・ん。全然ギャップが見当たらないし、見た目通り。を2回言われてしまい、笑ってしまった。

絞り出してもそんなに出てこないのか、わたしのギャップ。と、少ししょんぼりしたけど、ただただ、友人とくだらない会話をする、いつもと変わらない日常に満足した一日。

ライター
首里石鹸 玉城以奈