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首里散歩Vol.12 駆け抜けた夏休み

大型の台風が次々とかすめていき、長かった雨が上がり、
爽やかな風を感じられる沖縄です。

この夏、移住してから初めての帰省をしました。
住んでいた東京で、都会の街並みで5年ぶりの友達と変わらぬ語らいをして、
自分の成り立ちを思い出しました。
その後、長野県の主人の実家で一週間、高原の心地よさ感じながら
お盆を過ごすという長い滞在でした。
ところが、帰る日に、8歳の息子が「沖縄に早く帰りたい」と言ってぐずり出し、
出発3時間前から空港に入り、沖縄を想いながら帰宅を果たしました。

帰ってきた翌日はPTA仲間とのビーチバーベキュー、
その直後から、仙台に引越した幼稚園からの仲良し一家が遊びに来ました!
長旅の疲れと宿題を一切忘れたように、毎日幼馴染達と日が暮れるまで海を楽しむ息子。
水着がない時はお構いなしでパンツで泳ぎます・・・

一週間いた友達一家のラストは、うるま市にある海中道路を楽しみました。
海中道路は、浜比嘉島、平安座島、宮城島、伊計島などを結ぶ5.2キロにも及ぶ道で、
目線の高さで水平線と島々の景色が楽しめる人気スポットです。

古の風景を想像できるような岩場の近くで、子供達は海に降り、全身で楽しんでいました!
太陽をいっぱいに受けた植物と共に海風に揺られ、
沖縄に引き寄せられる理由に想いを寄せた夏休みでした。

ライター
首里石鹸 白鳥恵子