2019年6月9日
実家から歩いて数分のところに、おばあちゃんのお家があります。
小さいころは、とても大きく見えたおばあちゃんのお家。
大人になり、たまに顔を出しに行くたびに
「こんなに小さかったかなあ。」と感じます。
ただ、昔と変わらないのは、おばあちゃんのお家のにおい。
小さいころに遊んでいた時と変わらない、懐かしいにおい。
そして、お家の周りには草花がたくさん生えているのですが、
こちらのお花。
小さいころからよく目にしていました。
当時は名前もわかりませんでしたが、調べたところ「ニチニチソウ」というお花で、
花言葉は「楽しい思い出」だそうです。
他にもいくつかあるようですが、この花言葉が私の記憶とぴったりで嬉しくなりました。
小さいころは、お隣さんの駐車場でニチニチソウを眺めたり、石ころ蹴りをしたり。
自転車の練習をする私を見てくれているか、二階にいるお父さんをちらちらと確認する私。
その様子を、お父さんが仕事をしながら眺めている光景がよみがえりました。
その当時、目にしたものを見つけたとき、同じにおいがしたとき。
懐かしい空気に包まれ、心地よい時間を過ごせた週末でした。
ライター
首里石鹸 玉城悠以奈